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言語脳科学の取り組み

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2024-10-23

仁摩保育園言語脳科学導入

重要

~仁摩保育園は、保育に言語脳科学を導入しています!~

2024-08-13
  本園は、園児の豊かな言語獲得を目指して、言語脳科学の研修を実施しています。現在6 年目を迎えました。 きっかけは、「 読み聞かせが難しい」「保育士の指示が通りにくい」 「トラブルが多い」といった多くの課題があったことによります。この課題を解決するために、子どもの本屋さん、松本栄野氏による研修が始まりました。松本氏は県内いろいろな園や学校で書籍販売の傍ら、言語情報科学(子どもの音声の韻律)・言語脳科学(三語文獲得)の研究や言語指導をしておられ、本園も40回以上の研修を受けました。くわえて、言語獲得のための活動の監修をしてくださって、特に学術面から支えてくださっている言語脳科学の第一人者、東京大学の酒井邦嘉教授の講義を6回受けました。「沢山の本に触れること」「ゆっくり、抑揚をつけ、間をとり、話しかけたり、読み聞かせしたりすること」「しっかり傾聴すること」などを学びました。脳の発達を考えると、1つのクラスだけで取り組むのではなく、全クラス・全職員が同じ気持ちで取り組むことが大事だと判断しました。何度も話し合いが持たれました。その結果、職員全員が変わることによって、6年前の保育課題は、現在、解決しました。くわえて、保育室の空気も大きく変わり、ゆったり落ち着いた雰囲気の中で保育が出来るようになりました。園児の発話や話を聞く姿勢、友だちとのかかわり方、絵画など、色々な場面で良い変化を感じています。
読み聞かせの様子(1歳児)
友だちの名前を呼んで話しかけている(0歳児)
絵本を見ながらやりとりを楽しむ(5歳児)
活動についてグループで話し合いを楽しむ(4歳児)

〜5園による合同言語研修 〜

2024-08-13
 本園は、園児の言語獲得が重要だと考える大田市内の5園で、年6回、クラス別の合同言語研修を行っています。午前中は、保育公開で、午後は、松本氏の教育工学に基づいた研修です(参加者による話し合いがメインで、その合間に松本氏の理論説明)。異なる園の保育士が話し合うことで、より深い学びがあると感じています。
・子どもたちの言語獲得について学術的に改めて学ぶことが出来る
・他園の保育士からの評価・意見を聞き、本園の良い点がわかる
・本園の課題が見つかる
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